ヘアラボ
- パーマとカラーは一緒にできますか?(パーマとカラー)
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基本的には1週間は空けていただいております。
昔のお薬と比べるとダメージは少なくなっていますが、パーマとカラーの同時施術はやはり負担がかかってしまいます。なので、カウンセリングでのスタイリストの判断により、施術をお断りする場合もございます。
- 髪の毛が細くなった気がするんだけど、大丈夫?(女性の細毛、抜け毛)
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髪が細くなってくる時期に個人差はありますが、男性で早い方が20代で、女性は30代で細毛や薄毛になってきます。
ホルモンバランスや生活習慣やストレスなど、一言では語れませんが、30代の女性の方で「髪が細くなってきた気がする」「トップのボリュームが以前よりなくなってきた」という方も大丈夫ですよ。多少はごく自然なことなので必要以上に気にすることはありません。
しかし、ここ最近で急に「細くなってきたなぁ」「ボリュームがなくなってきた」と感じる方は抜け毛に要注意です。女性の場合、ストレス性の抜け毛が多いようですね。
- 指通りもそんなに悪くないし、髪の毛に負担もかけていないつもりなんだけど、ツヤがなくて髪が傷んでいる気がする。(クセ毛とツヤの関係)
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クセのないサラサラストレートの髪の方は毛髪内部のタンパク質、水分、油分のバランスが良く、しっかりと詰まっているので毛髪の形状が丸くツヤも出やすいです。それに比べ、クセ毛の方は生まれつき毛髪内部のタンパク質、水分、油分のバランスが均一ではありません。このことが原因で毛髪の形状がもともと凸凹としています。
なので、クセ毛の方の髪の表面には凹凸があり光が当たったときに乱反射してしまいツヤがなく痛んでいるように見えてしまうのです。
- 梅雨の時期にクセが多く出てくるのは何故ですか?(梅雨とクセ毛)
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髪の毛の中には水分を吸収しやすいタンパク質と吸収しにくいタンパク質があります。そのため湿気の多い梅雨の時期には、髪の毛が伸びたり縮んだりしてしまうのでいつもよりもクセが出てしまうのが原因です。それに、髪の毛の中には水素結合というものがあります。
ドライヤーなどでブローをする時には乾かすことで水素結合をつなげるのですが、梅雨の時期の空気中の水分でこの水素結合が切れてしまうため、ブローした髪の毛もすぐに元のクセの状態に戻ってしまうのです。
- サロンカラーとホームカラーの違いは何ですか?(サロンカラーとホームカラー)
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1.イメージに合わせたオーダーメードなカラーができます。
ホームカラーに比べサロンカラーは色味や明るさが豊富なだけではなく、お客様の骨格や肌色に合わせることができます。
それにサロンでのカラーは髪質の悩みに合わせツヤ感や束感、そして軽さや重さなどの質感が表現できるのが特徴です。なによりも、お客様のなりたいイメージに合わせてご提案させていただけます。
2.臭いとダメージに違いがあります
テレビなんかでよく目にするホームカラーのCMでは、臭いが少ないことがいわれていますよね?
サロンカラーも昔に比べると刺激臭もずいぶんと減りましたが、まだまだカラー剤の臭いは気になるところです。しかし、サロンカラーには揮発性(常温で気体になって蒸発すること)のアンモニアを使っているので、多少の臭いはしますが髪の毛に残りにくくなっています。
一方、ホームカラーは不揮発性のものを使っている商品が多く、臭いの少ない代わりに髪の毛に残ってダメージになりやすいようです。それにサロンカラーではホームカラーのように、お家も汚れませんしね。
- 最近、髪の毛のツヤやハリコシがなくなってきた気がするんだけど。。。(加齢と毛髪の変化)
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特に30代~40代になると、髪質の変化を実感している方も多くいるのではないでしょうか?
「ツヤがなくなった」「パサついて毛先が広がる」「ハリコシがなく以前のように根元のボリュームがでない」など女性の髪への悩みも多くなってきます。加齢により毛髪径が細くなることは、ずっと以前から言われていましたが、それはキューティクルの枚数と厚さが10%ほど細くなり、キューティクルの厚さが変化するからなんです。
加齢によって毛髪径、キューティクル層が薄くなると、物理的、化学的なダメージを受けやすくなり毛髪内部に空洞が生まれ、『パサついて毛先が広がる』キューティクルの厚さが変化することにより、毛髪に当たった光が乱反射して『ツヤがなくなる』結果として強度が低下して『ハリコシがなくなってしまう』ということになってしまうようです。
年齢を重ねるとともに、お肌や健康面を気遣うのと同じように、毛髪のためにも自分に合った良いシャンプーやトリートメントを使ってあげてくださいね。髪のお手入れに不安や悩みのある方は是非ご相談ください。プロの目から見たご提案をさせていただけると思います。
- 髪の毛も紫外線で日焼けするの?(毛髪と紫外線)
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紫外線の強い季節
その紫外線は髪の毛のどこまで届いてしまうのかご存知でしょうか?
髪の毛を鉛筆で例えると『芯』のあたりまで届いてしまいます。髪の毛もお肌と同じように日焼けをします。そしてその『芯』のあたりまで届いた紫外線は髪の毛の中のメラニン色素を壊し、さらに髪の毛を乾燥させキューティクルを開かせてしまいます。
濡れているときばかりがキューティクルを開かせるわけではないのです。開いてしまったキューティクルの間からは・・・髪のタンパク質が流れ出てしまい傷んでしまうという訳なんです。なので、髪の毛をダメージから守るためにも日中は帽子をかぶるか、日焼け止めがわりに『流さないトリートメント』をつけるようにしてくださいね。
流さないトリートメント(アウトバスタイプのトリートメント)
髪の毛もお肌と同じように愛してあげてくださいね。
- キューティクルって何のためにあるの?(キューティクルの役割)
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みなさんもよく耳にするキューティクルってどんな役割があるかご存じでしょうか?
キューティクルは髪の最も表面にあたる組織です。キューティクルの健康な状態はというと、魚のウロコのようにキューティクルが隙間なくならびととのっている状態が髪の毛が健康な状態です。
そして、髪がしなやかに柔軟に曲がってくれるのは、このウロコの形をした形状のおかげです。
もしもキューティクルがウロコ状になっていなかったら・・・サボテンのトゲのように髪の毛一本一本が真っすぐに立ってしまうかもしれません。
そして、キューティクルは髪の水分を外に逃がさない役目もあります。傷んでキューティクルがはがれると、髪は水分を保つことができなくなり『ツヤ』と『しなやかさ』を失って『ゴワゴワ』『ガシガシ』とした硬い髪の毛になってしまったり、キューティクルがはがれてささくれ立ってしまうと、はがれたキューティクルとキューティクルが引っかかってしまうので髪の毛の『もつれ』の原因になってしまいます。
傷んでキューティクルがささくれ立ってしまった髪の毛に指を通したとき『ザラザラ』とした手触りがあるのは、このためです。
- 髪の毛をキレイに伸ばすにはどうすればいいの?(美髪を叶えるには)
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髪の毛をキレイに伸ばすためにはさまざまな秘訣がございます。
その中の生活習慣についてお話しします。通常、眠りはじめて2時間程すると成長ホルモンというものが分泌されてきます。
そして美髪になるためには、成長ホルモンの分泌が欠かせません。成長ホルモンの分泌は、毛根の毛母細胞の活性で細胞を新しくしたり、修復するために必要とされています。なので、美髪を保つために成長ホルモンは必要不可欠なものになります。
そこで、大切なのが就寝時間になってきます。
成長ホルモンの分泌に関係が深いとされている副交感神経が活発になる時間帯はPM10:00~AM2:00頃です。副交感神経が働くことで血管は拡張するので、皮膚などに多く血液が循環するようです。
ということは、皮膚に十分な血液が流れるので夜間に髪の成長や修復が促進されるのです。毛母細胞が最も活動する時間もPM10:00~AM4:00の間なので、美髪のためには効果的な時間帯に睡眠をとることが重要のようです。その就寝時間の理想はPM10:00なんですが。。。みなさんはどうでしょうか?
規則正しい生活を送ることで、決まった時間に副交感神経が活発に働き、血管を拡張し体温を上昇させることで体を睡眠に入りやすい状態にします。そして、眠りはじめて2時間後に成長ホルモンが分泌されることにより、毛母細胞の活性と修復が促進されるので「美しく健康な髪の毛」になることができます。
- ドライヤーを使って乾かすと髪の毛は傷む?傷まない?(ドライヤーによる髪の傷み)
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ドライヤーが髪に悪いと言われる原因は、オーバードライと言われるドライヤーの近づけ過ぎや、乾かしすぎで髪に負担をかけてしまうことから、ドライヤーは髪には悪いと言われています。
しかし、みなさん美容室でこんなこと言われたことありますよね?
「夜 お風呂に入って寝る前には必ずドライヤーで乾かして寝てくださいね」
「濡れた状態だとキューティクルが開き、はがれやすい状態なので傷みの原因になりますから」
「枕でこすれてキューティクルがはがれて・・・etc」
ありますよね?
自然乾燥で髪が濡れたままドライヤーを使わないということは、髪が傷みやすい濡れた状態なので、摩擦を起こすと傷みの原因になるからです。それに頭皮が湿っている状態は、細菌が繁殖しやすい環境でもあるのでフケや痒みの原因につながる事もあります。